Certified Products
公認商品について
公認商品の定義
B-1グランプリの出展資格を有する愛Bリーグの本部加盟団体が監修・公認・認定等した商品で、(社)愛Bリーグ本部がB-1グランプリ公認商品として認めたもの。
愛Bリーグの理念を理解し、まちおこし活動を応援していただける企業様にかぎり、公認商品の企画・開発を行うことができる。
※愛Bリーグ(正式名:ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会)はB-1グランプリの主催団体です。
まちおこしイベントとして、取り組んできた「B-1グランプリ」ですが、その知名度の上昇とともに、様々な問題が起こるようになってきました。その一つが模倣品などの便乗商品の販売です。
消費者をはじめ、流通関係の方々から何が本物で何が模倣品なのかというお問い合わせを数多く受けるようになりました。一言で言えば、まちおこし活動によって有名になった料理を、有名にした当事者であるまちおこし団体に無断でその名称を名乗って販売すれば、それは模倣品になるのです。
2006年の初開催以来、まちおこしが目的のB-1グランプリの商標は原則として商用利用しないという方針で運用して参りました。
そもそも現地に来てもらうための活動なのだから、現地に行かなくとも食べられるという商品の類は活動の目的と異なる、という観点に基づく方針です。
しかしながら、そのような方針をとっていても、悪質な心無い業者が勝手に便乗の模倣品を作り、それが流通してしまうということが看過できない状況になってきました。
このような、料理名を無断で使用し勝手に作られた模倣品が流通することで、あたかもそれが現地の味だという誤解も発生するようになってきました。
しかもそうした商品に対するクレームが、現地の各まちおこし団体や愛Bリーグに入るだけでなく、インターネット等でその商品のみならず、料理や地域までもが誹謗・中傷されるというようなことも起こるようになってきました。
まちおこし活動によって有名になった地域料理ブランドが、有名になったがゆえにイメージを傷つけられるような行為にさらされることは、あまりにも残念なことです。
そこで、従来の方針を転換し、偽物対策の一環として、B-1グランプリ公認商品という仕組みを作りました。
加盟団体が監修(あるいは公認・認定)し、愛Bリーグの理念を理解いただき、まちおこし活動を応援していただける地元企業や大手企業と共同で開発した商品を
「B-1グランプリ公認商品」と称することができるというものです。
2011年より本格的に導入し、味の監修などをしっかり行ったアイテム数は、現在のべ500以上にのぼります。「B-1グランプリ」は登録商標ですので、当然のことながら公認商品以外の商品の製造・販売に、登録商標「B-1グランプリ」を使用することはできません。
なお公認商品の導入に当たっては、顧問弁護士・顧問弁理士のアドバイスを受けておりますが、B-1グランプリの知名度の上昇とともに、模倣品を「B-1グランプリ優勝団体の商品」などと誤解して消費者がお金を払って購入してしまうことに対し、主催団体としての責任についての指摘を受けました。
こうした取り組みは、消費者保護の視点からも、商標の厳格な運用に取り組む一環であるとご理解いただければと思います。
メーカー・流通各社様におかれましては、主旨ご理解の上ご協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。
愛Bリーグ加盟団体のB-1グランプリ公認商品リストを掲載しています。
当該リストに掲載されていない商品に関してB-1グランプリを謳う、もしくはB-1グランプリを想起させるような表現を用いて販売することはできません。
なお、B-1グランプリ表記を使用せずに、意図的に似通った表現(「B級グルメ日本一」「B級グルメチャンピオン」「ご当地グルメ大会で優勝」「あのB級イベントで大人気」「あのB級グルメのイベントに出品」等)を使用するということは、B-1グランプリが登録商標であり、無断で使用してはいけないことを認識しており、より悪質であると判断されますのでご注意ください。
また、できる限り最新情報を掲載しておりますが、随時公認商品が増加している状況のため、直近の公認商品化予定の商品などが未掲載の場合もございます。
ご不明な点はお問い合わせください。
偽物・まがい物とはどういうものなのか、なぜ勝手に料理名を使ってはいけないのかなどについて、顧問弁護士・顧問弁理士による監修の元、解説しています。また、2014年1月に日本弁理士会と愛Bリーグが協力し、ご当地グルメをはじめとする地域ブランドの模倣品対策を目的とし「地域ブランド監理監視機構」が設立されました。「地域ブランド監理監視機構」について詳しくはこちら。
既述のように「B-1グランプリ商標」は商用利用しないという原則で運用してきましたが、B-1グランプリの知名度の上昇に伴い、「B級グルメフェア」などと銘打った販促企画が数多くみられるようになりました。